Part.53 「家族が集まる家」について考える。
年末年始、親戚や大人になった子ども達が帰省し、
普段より家の人口密度が一気に高くなる時期。
この“年に数回の特別な日”こそ、
家づくりの「本当の使いやすさ」が見えてくるタイミングです。
「キッチンが渋滞して料理がしにくい」
「座る場所が足りず、落ち着いて話せない」
「泊まりに来た家族の荷物でリビングが散らかる」
こんな経験はありませんか?
ということで今回は「家族が集まる家」について考えます。
■帰省でわかる「集まる家」のリアルな困りごと
● ① 席不足で“集まれない”問題
大きいテーブルがあっても、
・ソファの配置
・動線の取り方
・部屋の形
によって、人が座れる場所は限られます。
帰省時は、普段より+3〜6人座れる工夫が必要です。
● ② キッチンが混雑して手伝いにくい
帰省時は料理の量も増え、複数人でキッチンに立つ機会も増えます。
しかし、
・通路幅が狭い
・作業スペースが少ない
・配膳動線が不便
だと、かえって作業が滞りがちに。
● ③ 子ども達が遊ぶ場所がない
帰省時は子ども同士が騒いだり遊んだりするため、
“遊べるスペース”がないと大人が落ち着けません。
● ④ 宿泊スペースが足りない
普段は不要でも帰省時には必須になるのが、客間(予備室)の有無です。
荷物の置き場所にも困り、リビングに物が溢れてしまうことも…。
■広すぎなくていい。柔軟に使える“リビング構成”に
● ダイニングとリビングは“横並び”が最強
年末年始に来客が多い家ほど、
ダイニングテーブルとリビングを横並びにすると使いやすくなります。
・会話がしやすい
・人が集まりやすい
・席数を増やしやすい
・動線が交差しにくい
家族が自然とひとつの場所に集まるレイアウトです。
■キッチンは“複数人が作業できる”ことが大切
● ① キッチン通路は“最低でも100cm以上”
帰省時は2〜3人がキッチンに立つシーンもあります。
通路幅が狭いと「すれ違いにくい」というプチストレスが増加。
● ② パントリーでストック管理が楽に
お正月料理は食材が多くなりがち。
広めのパントリーがあると、
帰省中の“食材の置き場問題”が解決します。
● ③ 配膳動線を短くする
ダイニングと横並びのキッチンだと、
料理の受け渡しがスムーズで混雑しにくくなります
■玄関・洗面など、帰省時に混雑しやすい場所も配慮を
・玄関を広めに
・ベビーカーや来客の靴を置けるスペース
・洗面所は2ボウルか横幅広めに
・洗面と脱衣の分離も◎
家族が一気に増えても、
混雑せずに使える間取りが快適さの決め手になります。
■まとめ:帰省シーズンは“本当に使いやすい間取り”が見える時期
・帰省は家の使い勝手がよく見えるタイミング
・リビングの配置、和室の有無、キッチンスペースが重要
・子どもが遊べる場所があると大人が楽になる
・客間やフリールームがあると泊まりにも便利
・玄関・洗面の混雑対策も忘れずに
“年末年始の不便さ”は、
家づくりのヒントがたくさん詰まっています。
家族が自然と集まれる家づくりの参考に、ぜひ活かしてみてください。
ということで今回は、
「家族が集まる家」について考えてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
次回もお楽しみに!

