Part.46 「外と繋がる家」について考える。
最近は「家の中だけで完結する暮らし」から、
「自然を感じながら暮らす家」へと関心が高まっています。
コロナ禍を経て“おうち時間”が長くなったことで、
リビングから続く中庭など、外とのつながりを感じられる間取りが注目されています。
中庭がある暮らしの魅力
① プライバシーを守りながら開放的に暮らせる
外からの視線を遮りつつ、光と風を取り込めるのが中庭の最大の魅力。
カーテンを開け放しても安心でき、「外なのに室内のような安心感」が得られます。
② 家族の時間が自然と増える
テラスで朝食をとったり、休日に子どもとプールを出したり。
リビングの延長として使える中庭やテラスは、
家族のコミュニケーションを育む場所にもなります。
③ 四季の変化を感じられる
植物を植えたり、夜の風にあたったり。
日々の暮らしの中で自然の移ろいを感じることができるのも、外とつながる暮らしの醍醐味です。
間取りづくりのポイント
① 室内との「つながり方」を意識する
中庭やテラスをただ「設ける」だけでなく、どの部屋からアクセスできるかが重要。
リビングだけでなく、ダイニングや寝室など複数の部屋とつながると、活用シーンが広がります。
② 日当たりと風通しをシミュレーション
建物に囲まれる中庭は、採光・通風の確保が設計のポイント。
方角や窓の位置を工夫することで、明るく心地よい空間になります。
外とつながる家で、日常をもっと豊かに
中庭やテラスは、特別な日だけでなく、日々の暮らしを心地よくする空間です。
家の中に“もうひとつのリビング”をつくるような感覚で設計を考えると、
毎日の生活が自然と豊かに変わっていきます。
ということで今回は、
「外と繋がる家」について考えてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
次回もお楽しみに!

