Part.39 「コンセントの計画」について考える。
家づくりのなかでコンセントの位置をしっかり計画していますか?
暮らし始めてコンセントの位置や数で後悔する人が意外に多いんです。
間取りやデザインについて細かく計画するように
家のコンセントについてもしっかり計画しましょう。
ということで今回は、
「コンセントの計画」について考えてみましょう。
コンセントの後悔とは
・家具の配置を考えずに設置
ベッドやソファの後ろに隠れてしまい、
使いたい時に延長コード頼りになる。
・家電の増加を見越していない
キッチンやリビングでは調理家電や
充電機器が年々増え、コンセントが慢性的に不足。
・屋外・玄関周りを忘れる
電動自転車の充電やイルミネーション、
掃除機用など、意外と屋外や玄関周りも使用頻度が高い。
・高さ・位置が不便
床近くにしかなく、デスク上やカウンターではコードが邪魔になる。
コンセントの計画のポイント
・家具・家電の配置を事前にシミュレーション
図面上で生活動線や家具の位置を決め、
それに合わせてコンセントの数と場所を検討。
・「余裕を持たせる」が基本
必要数よりも+1~2個を目安に設置することで、
将来の家電増加にも対応できる。
・高さや用途も考慮
キッチンは腰高、デスクや掃除機用は少し上部など、場所ごとの使いやすさを意識。
・屋外・ガレージ・玄関も忘れずに
電動工具や充電器、ライトアップなど、
屋外での使用シーンを想定しておくと安心。
コンセント計画は「地味」なようで、暮らしやすさを大きく左右するポイントです。
後から追加するのは費用も手間もかかるため家づくりの打ち合わせでは、
家具・家電・生活動線をしっかりイメージしながら「余裕ある計画」を意識しましょう。
ということで今回は、
「コンセントの計画」について考えてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
次回もお楽しみに!

