BLOG 家づくりを考える。

Part.34 「家のランニングコスト」について考える。

家づくりを進めるうえでお金のことは心配ですよね。

実際にほとんどのお客様が資金についての不安を口にされます。

できるだけ安く抑えたいと考えるのは自然なことです。

しかし、建築費だけを重視してしまうと、

住み始めてからの「光熱費の高さ」に悩まされるケースがあります。

なぜそんなことになるのでしょうか?

ということで今回は、

「家のランニングコスト」について考えてみましょう。

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なぜ光熱費が高くなるのか?

 

・断熱性能・気密性能を軽視した

 建築費を削るために断熱材のグレードを落としたり、

 気密施工を簡素化すると、冷暖房効率が悪くなり光熱費がかさみます。

 断熱性能の差は毎月の光熱費に直結するため、

 初期費用を削ると長期的なコストが増えることもあります。

・設備の選定ミス

 安価なエアコンや給湯器を選んだ場合、省エネ性能が劣ることがあります。

 「とりあえず安い設備を選んだ」が後から電気代・ガス代の負担に。

・間取りや窓の配置の影響

 窓の大きさや方角、吹き抜けの設計なども冷暖房効率を左右します。

 特に南面の窓や断熱サッシを軽視すると、夏は暑く冬は寒い家になりがちです。

後悔しないためには?

 

・長期的なランニングコストを計算する

 建築費だけでなく、10年・20年単位の光熱費を試算して比較しましょう。

 結果的に初期費用をかけたほうがトータルでお得になることも多いです。

・断熱・気密は優先投資

 外壁・屋根・床・窓などの断熱性能をしっかり確保することは、

 快適さとコスト削減の両方に直結します。

・省エネ設備を検討する

 高効率給湯器、太陽光発電、HEMS(エネルギーマネジメントシステム)など、

 初期費用はかかりますが光熱費削減効果は大きいです。

・間取りの工夫
 無駄な空間を減らし、空調の効率を高める設計を意識しましょう。

 吹き抜けや窓の配置も重要です。

 

家づくりではつい建築費を優先しがちですが、

安く建てても光熱費が高くては暮らしを圧迫してしまいます。

初期費用とランニングコストのバランスを考え、

長く快適に暮らせる家づくりを目指しましょう。

ということで今回は、

「家のランニングコスト」について考えてみました。

ぜひ参考にしてみてください!

次回もお楽しみに!

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