Part.26 「収納と動線」を考える。
突然ですが、家づくりを経験した方の多くが
後悔していることはなんだと思いますか?
それは「収納」です。
大きさにだけ気を取られている方が多いからです。
では収納を計画する時に何に気を付ければいいのでしょうか。
ということで今回は、
「収納と動線」について考えてみます。
収納が多いだけでは逆に不便。
多くの方が収納を考える時に大きさを重視されますが、
それだけでは使いやすい収納にはなりません。
どんなデメリットがあるのかというと、
・収納をたくさん作った結果「どこに何を入れたかわからない」現象が起きる。
・「使いたいときに取り出せない収納」はストレスの原因になる。
などです。
すぐに使いたい、今欲しいという時に
どこにしまったのかから探すのはストレスですよね。
家族間で喧嘩になることもあるのではないでしょうか。
また、容量が多いがゆえに奥にしまったものを
簡単に取り出せなくなってしまいます。
容量だけでなく管理のしやすさを重視しましょう。
動線との関係など配置も重要。
収納はどこに配置するのかもとても重要です。
ポイントは「生活動線上に収納があるか」です。
例えば、帰宅時の玄関→リビング→洗面などの
人の動きの流れに沿って収納を計画することが大切です。
また、家族が自然と片付けられるのも動線上の収納のメリットです。
収納は量より質。
収納を計画する時は量ばかり考えて計画すると
かえって暮らしにくくなってしまう場合もあります。
どの場所に何を収納することになるかを考えて
必要な場所に必要なだけ収納を作るようにしましょう。
モノの定位置を決め、生活の流れに合った収納配置をすることで、
自然と片付く、ストレスの少ない家になります。
ということで、今回は
「収納と動線」について考えてみました。
ちょっとした工夫で快適な家になりますよ!
ぜひ参考にしてみてください!
次回もお楽しみに!

