Part.25 「変化に強い家」を考える。
実は家づくりを始めるほとんどの方が子育て世代です。
どうしても直近の子育てにフォーカスした家づくりになってしまいがちです。
では、子どもが巣立ったあとはどう暮らしたいか考えたことはありますか?
10年20年先の家族の変化を見据えた家づくりをおすすめします。
ということで今回は、
「変化に強い家」について考えてみます。
今だけを考えた結果。
実際に今や直近のことだけを考えた家づくりをすると
どんなデメリットがあるのでしょうか。
・子ども部屋が物置に。
・2階が使われなくなり掃除が負担に。
・奥まったところに子ども部屋があると再利用しずらい。
などなど、その時になって初めて気が付くことが意外と多いんです。
「変化に強い間取り」にするための工夫。
・フレキシブルな間仕切り:後から1部屋にまとめたり分けたりできる
・多目的に使える部屋の配置:将来的に書斎・趣味室・ゲストルームへ転用
・回遊動線を取り入れる:使いにくい部屋にならない対策
このように後からでも使いやすいように計画することが大切で、
どんな工夫があるのかは工務店や住宅会社に聞いてもいいですし、
自然と提案してくれるような会社を選ぶことも大切です。
想像よりも長く住む家。
どうしても想像しやすい目先の未来のために計画してしまいがちですが
実際は50年、60年とそこに住むことになります。
そのうち子ども部屋を子ども部屋として使う機関は
20年ほどではないでしょうか。
例えば子ども中心の間取りにしてしまうと
そのあとが使いにくくなってしまうのは当然ですよね。
長く使う場所だからこそどんな形の家族にも対応できる
そんな家を考えてみてください。
ということで、今回は
「変化に強い家」について考えてみました。
ちょっとした工夫で長く快適な家になりますよ!
ぜひ参考にしてみてください!
次回もお楽しみに!

