Part.17 「家の大きさ」について考える。
こんにちは!
パティエ高松BASEの遠藤です!
突然ですが、どのくらいの大きさの家に住みたいですか?
近頃、お客様から多く要望をいただくのはコンパクトな家です。
物価上昇などの建築価格の高騰などの影響も大きいかと思います。
限られた広さの中で、ムダを省き、本当に必要なものだけを残す。
そんな暮らし方は、コストや手間の面だけでなく
「心のゆとり」も生み出してくれます。
ということで今回は、
「家の大きさ」について考えてみます。
なぜ今、“小さな家”が選ばれているのか?
比較的コンパクトな家を希望する理由として、
-
共働きや子育て世代でも「管理しやすい家」を重視
-
住宅ローン・光熱費・税金などのコストを抑えたい人が増加
-
ミニマル志向やシンプルライフ、収納整理ブームの影響
-
子どもが巣立った後の“持て余す広さ”への不安
冒頭でもお話した通り、
大きな家よりもムダを省いたコンパクトな家が好まれているのには
物価高騰などの社会的な面からも生活における固定費を削減したいという気持ちも大きいと思います。
最近では30坪以下のマイホームを建てるご家庭も多くいらっしゃいます。
小さい家のメリットとは
- 掃除がラク・メンテナンスも少ない
単純に面積が大きくないので掃除する範囲が少なく管理がしやすいです。
- 光熱費・固定資産税・建築費が抑えられる
家の面積が小さいとその空間を冷やしたり温めたりする光熱費や
大きさに左右される固定資産税、建てるコストも抑えられます。
- 家族との距離が近く、つながりやすい
間取りの工夫も必要ですが家族間の距離が縮まりやすいです。
- 土地が狭くてもプランニングしやすい
コストをかけて大きな土地を買わなくても手にすることができるため
市街地や都市部などのエリアでも建てることができます。
- モノを厳選する意識が自然と身につく
ミニマリストという生き方が流行っていますが、
ただ容量が多いだけの収納ではなく、管理しやすい省スペースな収納にすることで
必要以上に物を買わないこと、持っている物を管理する習慣を身に付け
ほかに回せるお金が増えます。
「小さい家」=「我慢」ではない。
比較的小さい家を検討する上で、我慢や妥協は必要ありません。
小さい家と言っても明確に基準があるわけではないんです。
本当にこの広さは必要なのか、本当にこの部屋は必要なのか
将来的にムダなスペースになってしまわないか、しっかり検討することが大切です。
一生で一番高い買い物で、今後の人生の生活を大きく左右する家です。
ご自身やご家族の希望が詰まった家でなくてはなりません。
もちろん大きな家が幼い頃からの夢で手にしたいという方は絶対に手にすべきです。
要は、建てた後に満足感を得られるかどうかです。
そのために、家の大きさによる影響や、
希望の優先順位をしっかり考えながら家づくりを進めることをおすすめします。
ということで、今回は
「家の大きさ」について考えてみました。
次回もお楽しみに!

