Part.11　「洗面所」について考える。

こんにちは！

パティエ高松BASEの遠藤です！

間取りを考えるうえで水回りの位置は大切です。

その中でも意外と後悔しやすいのが洗面所の位置です。

・手や顔を洗う空間

・化粧や髪の毛のセットをする空間

・服を脱いだり洗濯をする空間

洗面室は色々なことができる多機能な空間と言えます。

ということで今回は、

「洗面所」について考えてみます。

多機能ゆえに混雑する

洗面室は多くの場合、

お風呂へ入る際の脱衣所としても使われます。

ですので、洗面所に洗濯機を置う場合がほとんどです。

ということは洗面所では、

手や顔を洗い、お風呂に入る準備をし、

服を脱ぎ、洗濯をすることができるということです。

必然的に混雑します。

お客様とプランについてお話していると

・朝の支度で洗面所が混雑する。

・娘がお風呂に入っていると洗面所が使えない。

・洗面所に物が集まり散らかる。

といったお悩みを多く聞きます。

家の中で一番多機能で混雑するのが洗面所なんです。

洗面室をいかに上手く家族と共有するか。

どの様な使い方をイメージするか。

設計をする上で、大きなポイントになると言えます。

洗面と洗濯を分ける

ポイントとして洗濯機をどこに設置するかを考え、

生活しやすい動線をイメージすることです。

洗面所と浴室の間に脱衣室を設けるのも一つです。

洗濯機、室内用物干し竿、下着やタオルの収納棚など

そこで洗濯やお風呂準備が完できる空間にしてしまう。

家全体のボリュームが気になるようであれば

洗面所ではなく洗面コーナーとして

廊下に洗面化粧台を置くスペースを

作るのもおすすめです。

主寝室の近くとリビングの近くに

２つ洗面コーナーを作れば

朝の混雑も緩和されるでしょう。

人の流れを読む

プランを作る際には

動線や人の流れを想像しながら考えることで

快適で家事が楽な家にすることができます。

ぜひ参考にしてみてください！

ということで、今回は

「洗面所」について考えてみました。

次回もお楽しみに！