Part.57 「子どものための家づくり」について考える。
家づくりのきっかけとして多いのが、
「子どもが生まれたから」
「そろそろ小学校に上がるから」
というタイミングです。
最近は特に、
“今の暮らし”だけでなく、“これからの成長”を見据えて家づくりを考える方が増えています。
今回は、子どもの成長に合わせた家づくりを
なぜ早めに考える人が多いのか、そしてどんな視点が大切なのかをまとめてみました。
■成長は思っているより早く、暮らしは大きく変わる
子どもはあっという間に大きくなります。
・赤ちゃんの頃は目が届く間取り
・幼児期は遊びやすさ
・小学生になると学習スペース
・思春期にはプライバシー
同じ家でも、求められる役割は年々変わっていくのが現実です。
家づくりの段階でこの変化を少し想像しておくだけで、
住み始めてからの「やっておけばよかった」が大きく減ります。
■「子ども部屋」は最初から完成させなくていい
よくあるご相談が、
「子ども部屋は何帖必要ですか?」という質問。
実は、
最初から個室を完成させる必要はありません。
・小さいうちは家族と一緒に過ごす時間が中心
・成長に合わせて仕切れるようにしておく
・将来は趣味室や書斎として使える余白を残す
こうした可変性のある考え方が、長く暮らしやすい家につながります。
■学習スペースは「部屋」より「場所」
最近増えているのが、
リビングやダイニングの一角に設けるスタディスペース。
・宿題を見てあげやすい
・自然と家族の会話が生まれる
・部屋にこもりすぎない
「子ども部屋で勉強するかどうか」は、
実はご家庭によってかなり違います。
だからこそ、
一択に決めない間取りが選ばれています。
■収納は「今」より「これから」を意識する
子どもの成長とともに増えるのが、
・服
・学校用品
・部活や習い事の道具
その場しのぎの収納では、すぐに足りなくなります。
ポイントは、
「どこで使うものか」を考えて配置すること。
・玄関近くにランドセル置き場
・リビングに家族共用収納
・将来は個人管理に切り替えられる仕組み
こうした工夫が、片付けやすさにつながります。
■早めに考える人が増えている理由
最近、早い段階から家づくりを考える方が増えている理由はとてもシンプルです。
・慌てて決めたくない
・選択肢を減らしたくない
・子どもとの時間を大切にしたい
「今すぐ建てる」よりも、
「納得して建てる」ことを大切にする方が増えています。
■ “今だけ”で決めないことが、後悔を減らす
子どもの成長に合う家づくりに、正解はありません。
ただひとつ言えるのは、
少し先の暮らしを想像しておくことが、後悔を減らす近道だということ。
完璧に決める必要はありません。
「変えられる余白」を残すことが、家づくりの安心につながります。
子どもの年齢や家族構成によって、
合う間取り・合わない間取りは変わります。
「まだ具体的じゃない」
「何から考えればいいか分からない」
そんな段階でも大丈夫です。
今の暮らしと、これからの暮らしを整理するところからお手伝いしています。
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