Part.56 「大きい家が正義?」について考える。
「せっかく建てるなら、できるだけ大きな家にしたい」
家づくりを考え始めると、多くの方が一度はそう思います。
確かに、広い家には憧れがあります。
でも実際に住み始めてから、
「思ったより使っていない部屋がある」
「掃除や管理が大変」
「光熱費が高い」
と感じる方も少なくありません。
今回は、“大きな家=幸せ”とは限らない理由と、
後悔しないために考えておきたいポイントをお話しします。
■使っていない部屋が「負担」になることもある
・ 来客用・将来用につくった部屋が物置に…
よくあるのが、
・将来のため
・来客用
・とりあえず一部屋
とつくった部屋が、いつの間にか
使われないまま物置化してしまうケースです。
部屋が増える=暮らしが豊かになる、とは限りません。
使わない空間は、掃除・管理・冷暖房の面で負担になります。
■広い家ほど、家事と移動が大変になる
・家事動線が長くなりがち
家が大きくなると、
・洗濯
・片付け
・掃除
の移動距離が自然と伸びます。
特に共働き家庭や子育て中のご家庭では、
「広さ」よりも「動線の短さ」の方が、
毎日の暮らしに大きく影響します。
■光熱費・メンテナンス費は“面積に比例”する
・冷暖房費は想像以上に差が出る
部屋数や面積が増えれば、
当然、冷暖房に使うエネルギーも増えます。
「建てたときは良かったけど、
毎月の光熱費が思ったより高い…」
これは、実際によく聞く後悔のひとつです。
■家族の距離が“遠くなる”こともある
・物理的な距離=心理的な距離になることも
家が広いと、
・家族がそれぞれ別の部屋にいる
・顔を合わせる時間が減る
というケースも。
もちろん、距離感は大切ですが、
「自然と顔を合わせる間取り」かどうかは
暮らしの満足度に直結します。
■「ちょうどいい家」は人それぞれ違う
大切なのは、
何帖あるかよりも、
どう暮らすか。
・家族で過ごす時間を大切にしたい
・家事をラクにしたい
・将来も無理なく暮らしたい
こうした価値観によって、
“ちょうどいい広さ”は大きく変わります。
■ 小さくても満足度が高い家の共通点
・コンパクトでも暮らしやすい家は…
-
動線が短い
-
収納の位置が適切
-
使う場所に使う分だけ広さがある
-
家族の気配を感じられる
「無駄がない」=「我慢する」ではありません。
必要なところに、きちんとお金と面積を使っている家は、
数字以上に広く、心地よく感じられます。
■ まとめ|幸せは「広さ」ではなく「納得感」
家づくりで本当に大切なのは、
「一番大きい家を建てること」ではなく、
「自分たちの暮らしに合った家を選ぶこと」。
広さに引っ張られすぎず、
10年後・20年後の暮らしも想像しながら考えることで、
後悔のない家づくりに近づきます。
ということで今回は、
「大きな家が正義?」について考えてみました。
大きさに正解はありません。
あるのは、「ご家族ごとの“ちょうどよさ”」だけです。
「広さで迷っている」
「今のプラン、本当に大きすぎないか不安」
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