BLOG 家づくりを考える。

Part.44 「小さい家」について考える。

土地や予算の都合で「家の広さを抑えたい」と考える方は多いですが、

小さな家=狭く感じる家ではありません。

実は、間取りや設計の工夫ひとつで“体感の広さ”は大きく変わります。

この記事では、小さな家でも広く見せるための工夫をご紹介します。

広く見える工夫

仕切りを最小限にして「ゆるくつなげる」

小さな家ほど、壁やドアで区切るよりも空間をつなげる設計が有効です。

LDKを一体化したり、和室や書斎を引き戸でつなげたりすることで、

視線の抜けが生まれ、広がりを感じやすくなります。

💡 工夫のコツ
・引き戸を使えば、必要な時だけ仕切って使える
・天井や床のラインをそろえると、より一体感がアップ

床の高さと素材を統一して広く見せる

部屋ごとに床の素材や高さが変わると、空間が途切れて見えてしまいます。

リビング・ダイニング・廊下を同じフローリングでつなげるだけでも、

“ひと続きの空間”として感じられ、広さが強調されます。

💡 プラスの効果
段差をなくすことでバリアフリーにもなり、将来的にも安心です。

収納を「隠す」から「魅せる」に変える

狭い家では、収納の配置も広さの印象を左右します。
造作収納や壁面収納を上手く取り入れると、家具を置く必要が減り、
スッキリとした印象に。

また、見せる収納としておしゃれに演出すれば、圧迫感を感じにくくなります。

💡 ポイント
・天井までの壁面収納で空間を縦に活用
・階段下やデッドスペースも有効活用する

小さな家でも“広く感じる”工夫を

限られた面積の中でも、

「高さ」「抜け」「光」「素材」「収納」を意識することで、

驚くほど広く感じる住まいが実現します。

小さな家は、無駄がなくて快適な家にするチャンスでもあります。

“ちょうどいい広さで、のびのび暮らせる家”を目指して、

設計の段階から工夫を取り入れてみましょう。

 

ということで今回は、

「小さい家」について考えてみました。

ぜひ参考にしてみてください!

次回もお楽しみに!

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