BLOG 家づくりを考える。

Part.38 「後悔したランドリールーム」について考える。

「洗濯から干す、畳む、しまうまでを1か所で完結できる」

近年人気のランドリールーム。しかし、実際に住んでみると

「意外と使いにくい」「結局リビングに干してしまう」という声も少なくありません。

なぜ便利なはずのランドリールームが、後悔ポイントになってしまうのでしょうか?

ということで今回は、「後悔したランドリールーム」

について考えてみましょう。

ランドリールームの後悔とは

 

・洗濯機から物干しまでの距離が遠い

 ランドリールームを洗面所の奥や別室に設置した場合、

 濡れた洗濯物を抱えて移動する手間が意外と負担になります。

・収納と動線が連動していない

 乾いた衣類をしまうクローゼットやタンスが

 別のフロアや部屋にあると、

 「畳む・しまう」の動線が複雑になり、

 なんにもメリットがありません。

・室内干しスペースが足りない

 天井に吊るすタイプや壁掛けタイプを設置しても、

 家族分の洗濯物には足りず、

 リビングや寝室に進出してしまうケースも。

・換気・湿気対策不足

 湿気対策をしていない空間で干すと湿気がこもり、

 カビや臭いの原因になります。

 

ランドリールーム計画のポイント

・「洗濯動線」を図に描く

 洗う・干す・畳む・しまうの流れを

 1本の線で考えることで、必要な場所・広さが見えます。

・収納をランドリールームに集約

 家族の下着・タオル・部屋着などを

 その場でしまえると劇的に効率アップ。

・干す量を想定して広さを確保

 梅雨や花粉の時期など、室内干しが増える時期を

 想定した広さや設備を考えましょう。

・換気扇・除湿機・窓の計画を忘れずに

 湿気対策は快適性と家の耐久性を守るためにも必須です。

 

ランドリールームは「動線」と「収納計画」が命。

便利なはずの空間がストレスになるか、暮らしを劇的にラクにするかは、

設計段階での工夫次第です。

家づくりの際は、家事の流れをリアルに想像し、

家族の生活スタイルに合った設計を心がけましょう。

 

ということで今回は、

「後悔したランドリールーム」について考えてみました。

ぜひ参考にしてみてください!

次回もお楽しみに!

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