BLOG 家づくりを考える。

Part.36 「開放感と防犯性」について考える。

お客様とのお打ち合わせの中で

・日当たりのいいリビングにしたい

・解放感のあるリビングにしたい

といった要望をよく聞きます。

しかし、見落とされやすいのが「防犯性の意識」です。

ということで今回は、

実例をもとに「開放感と防犯性」について考えてみましょう。

よくある失敗例とは

 

・大きな窓を付けたら外から丸見えだった

 リビングやダイニングに大きな掃き出し窓を設置した結果、

 道路や隣家からの視線が気になり、結局カーテンを閉めっぱなしに…。

 開放的な空間をつくったはずなのに、暗い部屋になってしまうことも。

・侵入されやすい場所に窓を付けてしまった

 勝手口や1階の裏側など、人目につきにくい場所に窓を付けると、

 空き巣にとって格好の侵入口になってしまいます。

 特に、トイレや浴室の小窓は狙われやすいポイント。

・ガラスや鍵の仕様を軽視してしまった

 費用を抑えるために一般的なガラスやシンプルな鍵を選ぶと、防犯性が低下します。

 後から強化ガラスやシャッターを追加する場合、コストも余計にかかります。

防犯を意識した窓計画のコツ

 

視線をコントロールする配置を考える

・目線より高い位置に窓を設置してプライバシーを確保

・採光は確保しつつも、すりガラスやルーバー窓で視線を遮る

・外構(植栽・塀)を併せて計画することで、デザイン性もアップ

 

侵入しにくい仕様を選ぶ

・防犯合わせガラス(特殊フィルム入りガラス)は破られにくい

・補助錠をつけて二重ロックに

・雨戸やシャッターを備えることで、夜間や旅行時の安心感が高まる

窓の配置は“人目”を意識する

・裏手や死角に窓を設けすぎない

・1階の窓は小さめ・腰高程度に

・防犯カメラや人感センサーライトと併せて検討すると安心

 

窓は採光・通風・デザインを決める重要な要素ですが、

防犯性を軽視すると「落ち着かない」「不安」という後悔につながります。

家づくりの段階で少し意識するだけで、安心感と暮らしやすさは大きく変わります。

ということで今回は、

「開放感と防犯性」について考えてみました。

ぜひ参考にしてみてください!

次回もお楽しみに!

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