Part.35 「玄関収納の失敗」について考える。
家づくりを計画するなかで「玄関収納」についてはどうお考えですか?
リビングやキッチンの収納に比べて軽視されがちな「玄関収納」。
しかし、家族の人数やライフスタイルによっては、
玄関がモノであふれてしまうことも珍しくありません。
今回は、玄関収納でよくある失敗と、後悔しないためのポイントを紹介します。
よくある失敗例とは
・靴の量を甘く見積もった
家族の靴、来客用、季節物…意外と靴の量は多くなりがちです。
「棚が足りない」「高さが合わない」ことで収納しきれないケースも。
・動線を考えなかった
玄関からリビングへの動線が悪いと、使い勝手が悪くなります。
また、通路が狭くて荷物の出し入れがしにくいこともあります。
・収納したいモノを想定していない
靴だけでなく、ベビーカー・ゴルフバッグ・アウトドア用品など
玄関収納には様々な用途の物が集まります。
「奥行きが足りない」「棚の高さが固定」など、柔軟性がないと不便です。
・通気・換気が不足している
湿気やニオイがこもりやすい玄関。
換気計画が不十分だと、カビなど嫌な臭いの原因になります。
後悔しないためのポイント
・持ち物を洗い出す
靴やアウトドア用品など何をどれくらい収納するかを
リスト化してから計画することをおすすめします。
・動線を意識する
玄関収納は、玄関からリビング・水回りへの移動がスムーズになる配置が理想です。
・可動棚・奥行き・高さを調整できる設計
成長に合わせて棚の高さを変えられると、長く使えます。
・換気と明るさも大切
窓や換気扇を設け、臭いや湿気がこもらないように計画しましょう。
「玄関収納は家の顔」と言われるほど、第一印象と使い勝手を左右する場所です。
玄関収納を作る際は、動線・収納量・換気を意識し、
ライフスタイルに合わせた計画を立てましょう。
ということで今回は、
「玄関収納の失敗」について考えてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
次回もお楽しみに!

