BLOG 家づくりを考える。

Part.32 「広いリビング」について考える。

みなさんは広いリビングが欲しいですか?

実際のお客様との打ち合わせでも

「大きなリビングにしたい」というご要望はよくいただきます。

ところが、いざ暮らし始めてみると想像以上に使いにくく、

もう少しコンパクトにしてもよかったという方も少なくないんです。

せっかく広くつくったはずなのに「使いにくい」と感じてしまうのはなぜでしょうか?

 

広いリビングは使いにくい?

 

・家具の配置が難しい

リビングが広すぎると家具の位置が定まらず、

空間にまとまりがなくなりやすくなる。

「置きたい家具はあるのに、広さのせいで逆にレイアウトに悩む」

・冷暖房の効率が悪い

大きな空間を快適に保つには、エアコンの容量や台数も考慮が必要です。

広さだけを優先すると、光熱費がかさんでしまうこともあります。

・音や生活感が広がりやすい

広いリビングでは音が響きやすく、家族の声やテレビの音が気になることも。

また、収納が少ないと生活感がそのまま目につきやすくなります。

・他の部屋が犠牲になる

リビングを広くした分、収納や子ども部屋、寝室が狭くなってしまった…

というのもよくある後悔ポイントです。

よくある後悔シチュエーション

・大人数で集まることがほとんどなく、広さを持て余している

・ダイニングとリビングの境界が曖昧で「食事もくつろぎも中途半端」になっている

・ソファを置いたら動線が遮られ、移動しにくい

「広ければ広いほど良い」という考え方では、

暮らし始めてから不便を感じる可能性があります。

 

後悔しないためには?

・広さより“バランス”を重視

家族の人数やライフスタイルに合ったリビングの広さを考えましょう。

「20畳が理想」と思っていても、実際は18畳で十分なケースが多いです。

・家具のレイアウトを事前にシミュレーション

間取りの段階で家具を置いたイメージを確認すると、失敗がぐっと減ります。

紙に図面を印刷して家具のサイズを切り貼りしてみるのもおすすめです。

・ゾーニングを意識する

「ここはダイニング」「ここはテレビスペース」など役割を分けると

広い空間でも使いやすさが増します。

・収納をしっかり確保

広いリビングでも、収納が不足すると物が散らかり、結局狭く感じます。

壁面収納やリビングクローゼットを取り入れると、すっきり暮らせます。

リビングは家族が一番長く過ごす場所だからこそ、

「広さ」だけでなく「使いやすさ」とのバランスが大切です。

間取りを考える際には、実際の暮らしをイメージして家具の配置や動線を検討してみましょう。

 

ということで今回は、

「広いリビング」について考えてみました。

ぜひ参考にしてみてください!

次回もお楽しみに!

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