Part.15 「土地選びの正解」について考える。
こんにちは!
パティエ高松BASEの遠藤です!
「明るい家に住みたいから、南向きの土地じゃないと…」と思われていませんか?
たしかに「南向きの土地=日当たりが良い」というイメージがありますが、
南向き以外の土地でも、間取りや窓の工夫で十分に明るい家は建てられます。
南向き以外の土地でも後悔しないための
「家づくりの工夫」と「考え方のヒント」をご紹介します。
ということで今回は、
「土地選びの正解」について考えていきます。
南向きの土地が人気な理由とは?
一般的に南向きの土地がいいとされていますが
その理由はなんだと思いますか?
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昼間にリビングが明るくなりやすい
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冬でも日差しが差し込んで暖かい
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資産価値が下がりにくい傾向も
などがあげられると思います。
確かに、南向きの土地は
南側に大きな窓のあるリビングを作りやすく
人気のある土地と言えます。
実際に同じ分譲地の中でも南向きとそうではない土地では
同じ坪数でも100~150万程の価格差がある場合があります。
ですが、人気のある土地=正解とは限らないんです。
南向き以外で明るく暮らすには。
では、南向き以外の土地でも
明るく暮らすにはどうすればいいのでしょうか。
窓の位置を工夫したり吹き抜けを作ったりしますが
根本的な設計の工夫で解決することができます。
明るいリビングの条件は
・南隣の建物などから十分に距離を確保すること
・リビングの南側に大きな窓を設けること です。
土地の向きに関わらず
建物の北側にリビングを配置し
リビングの南側に中庭を設ければいいんです。
そうすることで隣家からの距離を確保しつつ
リビングの南側に大きな窓を設けることができます。
これはあくまでも1つの例です。
明るさは土地ではなく設計で決まる。
「南向きの土地じゃないと明るくない」というのは、実は誤解です。
経験豊富な建築士が設計すれば、どんな方角の土地でも「明るい家」は実現できます。
土地探しの選択肢を広げるためにも、向きだけにとらわれず、“どう暮らしたいか”を軸に土地を選んでみてください。
ということで、今回は
「土地選びの正解」について考えてみました。
次回もお楽しみに!

